口腔外科｜佐賀の歯医者「森永歯科クリニック」

「口腔外科治療っていったい何をするところ？」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。歯科の口腔外科治療とは、歯のみならず口腔機能全体を扱う治療分野です。具体的には、親知らずの抜歯や顎顔面の外傷や炎症の治療、腫瘍の切除、粘膜疾患や顎関節症の治療、重篤な全身疾患のある方の歯科治療などが挙げられます。

親知らずとは、永久歯が生え揃った後に生える前歯から数えて8番目に生える歯のことです。親知らずは必ずしも抜歯しなければならないわけではありませんが、斜めに生えていたり埋まったままの状態であったり、炎症やむし歯・歯周病が起きていたりする場合には抜歯の適用となります。

当院では、まずは抜歯の必要があるかどうか診断し、抜歯の場合には歯科用CTで親知らずの位置や生え方、神経の位置などを確認した上で安全に抜歯を行っています。難症例にも対応していますので、まずはご相談ください。

「顎がカクカクと鳴る」「口が大きく開かない」「口を開けると顎が痛む」という場合には、顎関節症の可能性があります。顎関節症は進行すると、痛みで顎が開かなくなり、肩こり、頭痛、腰痛、目まいなどを併発することもあります。気になる症状があるなら、早めにご相談ください。

口内炎は通常1～2週間ほどで治りますが、それ以上治らない場合は口腔外科にご相談ください。主に薬剤の塗布などで治癒しますが、それでも治らない場合は口内炎ではなく悪性腫瘍の可能性もあります。悪性腫瘍かどうかも含めて診断しますので、長期間治らない場合は早めにご相談ください。

事故や転倒などにより口が切れる、歯が欠ける、折れる、抜ける、グラつく、変色するといった症状がある場合は口腔外科で対応します。歯の破片や抜けた歯は流水で軽く洗った後、乾燥させないよう歯の保存液か牛乳に浸けてお持ちください。再接着の可能性を高めることができます。

むし歯や歯周病、事故・ケガなどによって歯を失った場合に行う治療がインプラントです。天然歯のようにしっかり咬めて自然な見た目を実現できることから近年注目されています。当院では、経験豊富なインプラント専門医が、歯科麻酔の専門医と連携の上で安全・確実なインプラント治療を実現しています。