歯を失った方へ-インプラントという選択肢-
むし歯や歯周病、事故・ケガなどによって歯を失った場合、失った歯を補う治療が必要になります。歯を補う治療というと入れ歯が一般的ですが、天然歯のようにしっかり咬めて自然な見た目を実現できることから近年インプラント治療が注目されています。
インプラント治療とは、歯を失った箇所の顎の骨に、チタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上からセラミック製の人工歯を補う治療方法です。佐賀市の森永歯科クリニックでは、安全・高精度のインプラント治療を行っています。歯を失ってお困りの方は一度当院までご相談ください。
日本におけるインプラントの現状
インプラント治療が日本で導入され始めたのは1960年ごろ。当時は人工歯根の品質の問題や歯科医師の技術の問題からあまり普及が進まず、必ずしも素晴らしい治療結果が得られる治療とは言えませんでした。しかし、この数十年日本の症例数は格段に増え、人工歯根もより優れた製品が登場するにつれて治療成果は上がり、インプラント治療を選択する人は増えています。
また、インプラント治療には外科手術が伴うため患者さんの負担もかかりますが、近年インプラント手術の際に静脈内鎮静方法を採用することで、患者さんの負担の軽減も図っています。
静脈内鎮静方法について
静脈内鎮静方法とは、腕や脚などの静脈に点滴針を刺し、そこから麻酔鎮静薬を体内に注入して、痛みの緩和や不安や恐怖心の軽減を図る方法です。以下のようなメリットがあります。
- 手術に対する不安や恐怖心が軽減する
- うとうとした状態になり時間経過の感覚がなくなるので、長時間の手術でも長く感じない
- 血圧や心拍数など全身管理を行いながらの安全な手術ができる
- 血管を確保しているため、術中・術後に痛み止めや腫れ止めなどの点滴ができる
患者さんに負担の少ない方法で治療ができることも、インプラント治療を選ぶ患者さんが増えた一因と言えるでしょう。当院では、歯科麻酔の専門医が在籍しているため、患者さんの状態に応じて最適な麻酔を採用し、全身管理の下安全な治療を実現しています。
インプラントのトラブル
インプラント技術の向上に伴いインプラントを受ける患者さんが増えたとは言え、トラブルはゼロではありません。特に歯科医師の知識や経験が乏しく、やみくもにインプラント治療を始めてしまうことでトラブルは起こりやすくなります。
インプラントのメリット
とはいえ、インプラント治療には数多くのメリットがあります。これまでの入れ歯やブリッジといった歯を補う治療と比べて、審美性においても機能性においてももっともすぐれています。
咬み心地 | チタン製の人工歯根は骨との結合性に優れておりしっかり固定されるため、硬い物でも咬むことができます。 |
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見た目 | セラミック製の人工歯を用いることで、天然歯のような自然な見た目を実現できます。 |
耐久年数 | インプラントは適切なメインテナンスをすれば、10~20年も長持ちします。これはブリッジの2倍、入れ歯の3倍もの耐久性になります。 |
上記のようなメリットがあることから、当院でもインプラント治療を受ける患者さんは年々増えており、その患者さんの多くにご満足いただいています。
当院では、審美性・機能性に非常にすぐれたインプラント治療をおすすめしています。経験豊富なインプラント専門医が、歯科麻酔の専門医と連携の上で安全・確実なインプラント治療を実現しますので、ぜひ当院にご相談ください。